デジタル版
JCKLニュースレター
タイムリー且つ皆様のお役に立つ情報発信を心掛け、毎月初旬にお届けいたします。
昨年春からKLもコロナ規制が撤廃され、2023年は新年会が1月7日(土)に本格開催された。クリスマスが終わるとチャイニーズ・ニューイヤーへ直行してしまうマレーシアでも、新年会では日本のお正月が味わえるとあって900名強の方にご来場いただいた。
今年はステージパフォーマンスや作品展示、日本文化の体験に加え、ライオンダンスを迎えてにぎやかに開幕! 会場には子供たちの歓声が響き、ご家族やご友人と一緒に楽しむ様子も見られ、笑顔あふれる会員交流の場となった。
ライオンダンス : 邪気を払うとされるシンバルや太鼓の音に合わせて館内を練り歩き、来場者を大いにわかせた。
◆鏡開き&振る舞い酒で新年会スタート
開会式では、髙橋大使と岡部会長の挨拶の後、鏡開きが行われた。来場された方々にお酒が振る舞われ、児島会頭のご発声で一緒に乾杯し、新年会をスタートさせた。
鏡開きと乾杯
(左から)
児島JACTIM会頭
髙橋特命全権大使
岡部KL日本人会会長
◆ パフォーマンスに拍手喝采!
ステージパフォーマンスは第一部と第二部に分かれて行われ、今年の新年会のために練習を重ねてくださった演者の皆様により充実したステージが繰り広げられた。
▼KL日本人学校幼稚部の園児たち
『Head, Shoulders, Knees and Toes』の歌に乗ってパフォーマンス。体全体を使い、大きな声で元気いっぱい!
▼和太鼓翔
▼和太鼓翔&仲間たち
「和太鼓翔」とその指導を受けた仲間たちが、白熱の演奏を披露。会場に太鼓の音が響き渡る。
▼邦楽演奏同好会
お正月といえばやはり琴演奏。わらべ唄メドレーなどで会場は一気に日本の雅な雰囲気で満たされた。
▼杖道・居合道同好会
日本でも目にする機会が少ない居合道の実演。観客も演技者の集中力に思わず息をのむ。
▼キッズヒップホップダンス同好会
おそろいの赤のシャツで、リズムに乗って軽やかにステップ! 思わず笑顔があふれる。
▼KLフラハイビスカス同好会
爽やかな水色の衣装をまとって、「虹を」「アロハオエ」の曲で優美なパフォーマンス。平和への祈りを込めて!
▼マハロ ウクレレ同好会
「となりのトトロ」「マリーゴールド」「上を向いて歩こう」の全3曲を披露。優しいウクレレの音と歌声が会場に響き渡った。
▼バラードバンドサークル同好会
ピアノ、ギター、ボーカルでオリジナル曲の君に捧げる詩を含むバラード4曲を披露。会場もどこか大人の雰囲気に。
▼ミュージックアンサンブル同好会
ピアノとギター、オカリナのトリオで「日本のこころ」と題した4曲メドレーと「天空のオリオン」を演奏。
▼合気道部による合気道体験
合気道部の実演&解説の後、指導を受けて実際に技を体験。参加者も真剣な面持ちに。
◆ みんなでやってみよう! キッズコーナー
▼ヨーヨー釣り
濡れると切れてしまう「こより」に悪戦苦闘。中には何個も釣り上げる達人も。
▼射的
「がんばって!」の掛け声で的を狙って集中!
◆ めざせ特賞! 新春福引
テナントのクーポン券が当たるとあって多くの参加者が列を作った。
ハズレくじなしの福引でみんな笑顔に。
◆ ちょっとひと息 出店
生ビールなどの飲料やアイス、お好み焼き、ソーセージなどが販売され、ご家族やお友達とテーブル席で楽しむ光景も見られた。
◆ 本格杵つき! 餅つき体験
日本でも杵で餅をつく機会は少ないもの。今年は約260名が実際の餅つきを体験し、ミニ大福のおみやげが配られた。
◆ 展示コーナー
▼書き初め
JSKL児童による新春書き初め。のびのびした筆跡・筆運び。
▼パッチワークキルト同好会
繊細な針仕事で仕上げられたバッグや小物、壁飾りなど多数。
▼折り紙部
どうやって折られているの? と思ってしまうほど複雑で、カラフルな折り紙作品がずらりと並ぶ。
◆ 新年会はいかがでしたか?
▲お友達グループ
ダンスなどのサークル活動でご一緒だというグループ。在馬歴が長い方からまだ来馬半年の方まで。お友達のステージパフォーマンスを観客席で応援しようと来場された。
福引のテナントクーポン当選率が高い!
▲門口さん姉妹と杉本さん(左)
会場でお友達に会えるのが楽しみで参加したという門口さん姉妹。お姉さんは折り紙同好会の展示が印象的だったとのこと。妹さんは福引を引くときにドキドキしたそう。 お友達の杉本さんは展示された自分の書き初めを見られてうれしそう。
▲山本さんご家族
ひと足先に来馬されていたお父さんに昨年春合流したという山本さん一家。KLでも日本のお正月が感じられると知って今年の新年会に初参加。「お餅つきの体験もできると聞いて、楽しみにしてきました」とのこと。
◆ 新年会実行委員長からご挨拶
飯塚委員長
令和5年度のKL日本人会新年会は2023年1月7日に無事開催することができました。第28回目の開催となりましたが、初めての実行委員長として大きな事故も無く、無事終了することができました。来場者数は900名強と前回を上回る来場者となり、より多くの会員様に喜んでいただけたのではないかと実感しております。開催に対して多大なるご協力を頂いたボランティアの皆様、実行委員の皆様、事務局の皆様含め全ての方々へこの場を借りて御礼申し上げます。有難うございました。
今年度は、コロナ対策を継続しつつ、コロナ前の開催規模に戻すか非常に迷いました。最終的には昨年同様に館内でのイベントを継続しながら、外での飲食ブースも少しずつではありますが再開いたしました。中規模での開催ではありましたが、多くの会員様に楽しんでいただき、満面の笑顔が見られたことに喜びを感じました。
ライオンダンスを始め部・同好会の魂がこもった演舞、情熱あふれるパフォーマンス、感動の作品展示、JSKL児童の書き初め展示に加え、射的やヨーヨー釣り、合気道体験、 餅つき体験、福引のイベントなど多くのシーンが貴重な体験として皆さんの記憶に残ることと信じております。
私は今回初めての実行委員長として新年会を運営・参加しましたが、新年会というのは、人として大切なリアルなふれあいの場であり、心に残る体験ができ、あふれんばかりの笑顔が次の時代へ受け継がれる貴重な会であると実感致しました。
皆様のお力を借りながら来年はさらに素晴らしい新年会にしていくよう努力致します。
今後もKL日本人会へ温かいご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
最後に2023年が皆様にとって良き年になることを心からお祈りいたします。
実行委員長 飯塚 隆史
新年会にご協力いただいた方々
AEON Credit Service (M) Bhd
Akomori Sdn Bhd
Hibari Clinic
Mitsui & Co. (M) Sdn Bhd
SECOM (Malaysia) Sdn Bhd
Tokio Marine Insurans (M) Bhd
Tokio Marine Life Insurance Malaysia Bhd
クアラルンプール日本人学校
KL日本人会クラブ活動(部・同好会)
在マレーシア日本国大使館
帝京マレーシア日本語学院
その他ボランティア
以上、多くの方々にご協力いただきました。 厚く御礼申し上げます。
第28回新年会実行委員会
癸卯の令和五年。ウサギが飛び跳ねるように成長、飛躍の年になりますように!
今月の写真
<華道小原流の生花>
今月の写真は新年会の日のロビーを華やかに飾った華道小原流の作品。マレーシアで祝う新年会をイメージして、松、竹、葉牡丹に極楽鳥花を合わせ、趣向性と力強さのある作品を制作いただいた。金色のラッカーをあしらった松の枝や水引もめでたさを添えている。
この作品は3つの異なる型を組み合わせた連作で、向かって左から文人調いけばな、琳派調いけばな、瓶花と呼ばれ、じっくり見ると一段と趣深い。中央の琳派調は琳派絵画を背景とした装飾的、意匠的表現方法で、オレンジ色の極楽鳥花、黄色のオンシジウム、紫色の孔雀草を配し艶やかに仕上がっている。
小原流は表現の幅が広い流派とされるが、今では広く普及している生け方「盛花」を創案した流派としても知られる。盛花は平たい器 (水盤) と剣山 を用い、材料を盛るように面的な広がりを強調するのが特徴で、明治時代に小原雲心が創始したこの型は広く普及し、生花が多くの人に親しまれるようになった。
婦人部かとれあ会
【福祉施設訪問レポート】
ブキナナス身障者施設 (Asrama Cahaya Rumah Wanita Cacat) クリスマスプレゼントのお届け
ブキナナスボランティアの方とクリスマスプレゼントをお届けしました。
毎年、日用品 (大人用紙おむつ、粉ミルクなど) を寄付しています。
ブキナナス身障者施設の外観
施設入居者へプレゼント贈呈、記念撮影
PJ スパスティックチルドレンズセンター (Spastic Children's Association of Selangor)
PJボランティア活動再開を前に、施設の先生方と対面にて打合せをしました。
ボランティア活動再開を前に、先生方から施設に関する説明を聞いているところ
施設の敷地内にあるカフェで先生方とランチを取りながら打ち合わせ
<新型コロナの影響により自粛していたボランティア活動をようやく再開することができました。
センター訪問の際、活動に必要な日用品 (ティッシュペーパーやトイレットペーパー等) を贈呈しました。>
日用品を贈呈
施設の子供達、先生方とボランティアメンバーで記念撮影
【次年度かとれあ会役員募集】
婦人部かとれあ会では、次年度 (2023年度) 役員立候補者を募集しております。
詳細はこちらからご確認ください。皆様のご応募お待ちしております!!
大使館からこんにちは
<旅券及び免税制度に関するお知らせ>
在マレーシア日本国大使館 領事部
年が変わり早いものでもう2月ですが、皆様いかがお過ごしですか。新型コロナウイルス・オミクロン株の流行が少しずつ落ち着き、今年は以前のような日本・マレーシア間の人の往来が戻ることが期待されます。
さて、大使館領事部では、在留邦人の皆様に関連する業務として、旅券申請や戸籍・国籍の届け出、各種証明書や査証、在外選挙人登録への申請などを受け付けています。その中でも、在留邦人の皆様に特に関わりが深いニュースと思われる2つについて制度が一部変更となりますので下記のとおりお知らせしたいと思います。
♦1.消費税免税制度が変更されます。
〇 2年以上引き続き海外に居住していることを証明書類 (在留証明又は戸籍の附票の写し) で確認できる方が免税購入可の対象となります。 (2023年4月1日から)
〇詳細は観光庁ウェブサイトをご確認ください。
消費税免税制度改正のお知らせ (令和5年4月1日施行) |消費税免税店サイト (mlit.go.jp)
2.パスポート(旅券)の電子申請が開始されます。
〇 これまで旅券申請は大使館に来館し申請書類を直接窓口で提出しなければなりませんでしたが、2023年3月27日から、旅券の発給申請手続が一部オンライン化されます。
〇 新規・切り替えを含むすべての旅券申請時に、これまでの必要書類に加えて、現住所を確認できる書類 (賃貸契約書など) の提出が必要になります。
〇 旅券の査証欄に余白がなくなった場合、増補はできません。
今後旅券の査証欄に余白がなくなった場合には、(1) 有効期間が元の旅券の残存有効期間と同じ「残存有効期間同一旅券」、あるいは、(2) 切替申請として新たな旅券 (5年又は10年の有効期間) のいずれかの発給申請をしていただくことになります。
〇 詳細は以下バナーからご確認ください。
<スージパンケーキ>
料理講習会講師 ちはる
インドの食事で朝食や軽食時に食べられるハーブ・スパイス入りのスージパンケーキを紹介する。
スージ (Sooji) とは、パスタなどを作る時に使われるセモリナ粉で、粒子が粗い小麦粉のこと。インドではこの粉でお菓子を作ることが多く、出来上がった生地の食感はほろほろと柔らかく美味。これにひよこ豆の粉を混ぜ、豆の優しい甘さと風味が加った蒸しパンケーキに仕上がる。ハーブ・スパイスが入るので香り豊かで、ヨーグルトを添えたり、ハムやチーズを挟んだサンドイッチにしても美味しい。
マレーシアではスパイスが安く手に入るので、ぜひ作ってみて欲しい。
●材料A (上の写真8切れ分)
- セモリナ粉* 320g
- ひよこ豆粉** 160g
- 油 50ml
- ヨーグルト 大さじ4
- ターメリック 小さじ1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1
- 生姜 ペースト 小さじ1
- ニンニクペースト 小さじ1
- 塩 小さじ1
- 水 400cc
- ベーキングパウダー 中さじ1
●材料B
- 青唐辛子 2本
- コリアンダー 4-5本
- マスタードシード 中さじ1
- 乾燥赤チリ 2-3本 ざく切り
- カレーリーフ 小枝2本分の葉
*Sooji Flour (セモリナ粉)
**Dhall Flour (ひよこ豆粉)
青唐辛子とコリアンダー
*作り方*
①種を取り除いた青唐辛子とコリアンダーを粗みじん切りにする。
②ボールに材料Aと①を入れてよく混ぜる。
③小さいフライパンに油大さじ2をひき、材料Cを2-3分ほど香りが立つまで炒める。
④それを油ごと②のボールに入れ、かき混ぜたらベーキングパウダーを加え混ぜる。
⑤油を薄く塗った容器に生地を流し込む。チリパウダーをふりかけると綺麗。
今回は中華鍋と蒸し台を使用。炊飯器や大きな鍋で蒸すことも可能。
⑥湯気が出始めたら20分程度 (竹串に生地がつかなくなるまで) 蒸す。
⑦ヨーグルトを添えて食べても美味しい。
注)④でベーキングパウダーを加えた後、すぐに蒸し始められるように蒸し器の水は前もって温めておくこと。
今月の漢方
<はちみつ大根>
国際中医薬膳師/中医実習生 坪井良和
<はちみつ大根>
のどの痛みやひどい咳に「はちみつ大根」が効くというのは日本では民間療法としてよく知られている。大根の辛み成分による消炎作用と、はちみつの持つ殺菌作用が炎症を緩和すると現代科学では説明されているが、中医学の観点から見ても実は理にかなっている。とはいうものの、中国本土でもマレーシアでもあまり聞いたことがなく、冬場に大根がおいしい日本ならではの療法なのかもしれない。
まずは「咳がなぜ起こるのか」。中医学では、人体の気の上下方向の流れ「宣発」と「粛降」が乱れると、咳が起こると考える。風邪 (ここでは風の特性を持った「ふうじゃ」という病気の原因) や乾燥によって肺の気の流れが乱されると、息を存分に吸い込むという「粛降」ができなくなり、気が上方に逆流する。それが咳である。だから漢方で咳を止める薬には、気を下降方向に導くことと、肺を潤すこと、ふたつの効果を持つ薬が使われることが多い。たとえば、長引く咳や空咳によく処方される麦門冬湯は、主役の麦門冬をはじめ乾燥した肺を潤して正常な気の流れを回復させる薬が多く配合されているが、その中で半夏という気の流れを下方に導く薬も咳を止めるのに重要な役割を果たしている。
<肺と咳>
中医薬学からすると、大根は気を下し、はちみつは体を潤す作用があるとされているので、はちみつ大根は中医学からしても咳止めの理にかなった先人の知恵であったといえる。さらに付け加えると、漢方の滋養強壮薬を服用するときには、大根を食用することは禁忌とされている。なぜなら、滋養強壮薬につかわれる薬材の多くは、高麗人参や黄耆など弱った陽気の働きを上方向に導く効果があるので、気を下す大根を食べるとその効用を弱めてしまうからだ。
風邪 (病気のかぜ) の諸症状が治まった後もなかなか咳が治らないという人は、「粛降」を阻害するほかの原因があるかもしれない。まず一つは、痰湿。もともと胃腸が弱かったり、甘いものや脂っこいものを食べ過ぎると、体内に湿 (余分な水分) がたまり、それが長期間にわたって濃縮され、痰となり気の流れを阻害する要因となる。もしくは気そのものの力不足。過労や加齢で腎の陽気が衰えると、気を体内に納める機能も弱く、呼吸が浅くなって、「粛降」が不十分になる。おへそのあたりにある丹田に気をためるような腹式呼吸をふだんから心がけるのも肺の機能を高め免疫力を高めるのによい。
<腹式呼吸>
一言に咳といっても、中医学では、肺の乾燥に着目したもの、気の流れを整えることに重点を置いたもの、痰をのぞく効果に優れるものなど様々。咳止めをうたった漢方薬はシロップなども含めて数多く出ているが、症状や体質に合わせて効果が異なるので、購入するときには医師や薬剤師に相談しよう。
はぐくみ会の活動報告
< 節分>
1月25日 (水) のはぐくみ会では、節分にちなんだ遊びを行った。
オニのツノの頭かざりを作って、かわいいオニになってみたり、新聞紙を丸めて作った豆をスタッフが演じるオニに投げたりした。
子どもたちはオニを追いかけて部屋中元気に走り回り、節分の雰囲気を楽しんだ。
はぐくみ会は・・・
お子様と季節の行事や手遊び・歌などで楽しく過ごし、お母さん同士の交流の場にもなっている。ご家族そろっての参加や妊婦さんだけの参加も可能で、妊婦さんは経験談を聞いたり疑問に思っていることを話したりできる。
参加方法 :
当日始まる前に事務局窓口にて参加チケットを購入 (事前申し込みは不要)
次回活動日 (予定)
2月 8日 (水) チャイルドビジョン (子供の目線を知ろう)
2月22日 (水) おひなさま (ひな人形を作りましょう)
詳細はこちら
新聞紙の豆をオニに当てたよ
オニの頭かざりを作ったよ
えっ!マレーシア <MRTセマンタン駅からバスに乗ってモントキアラへ>
先日、MRTセマンタン駅からモントキアラまでバスに乗ってみた。
Moovit (ムービット)というアプリで時刻や経路を調べてみる。すると、いくつかの経路を教えてくれた。
17時発のバスを待っていると、ほどなくしてモントキアラ行きのバスT852が到着。乗客を降ろし、すぐに出発すると思いきや、運転手はお休みモード。周りの人達も辛抱強くバスの扉が開くのを待っているので、仕方なく倣うことにする。17時20分に扉が開き、乗客を乗せると出発。
アプリを始動してみると到着までのバスの経路や現在位置、各バス停の場所や到着目安時刻が表示され、オレンジのルートを進んでいく。普段、車で通っている道もバスの高さからだと景色も違って見え、なんだか少しワクワクしてくる。 残りのバス停の数や到着時刻がリアルタイムで更新されていく。
ふと不思議なことに気づいた。アプリの上では白い〇がバス停の印だが、実際は標識がないバス停も多く存在していて、そんなバス停でも人の乗り降りがある。皆、このアプリを頼りにバス停の位置を知るのか? 親切にベンチや屋根まであるバス停というのは日本だけなのか・・・
もうすぐ目的地という辺りでスマホが震えた。見ると、アプリがあと2駅で到着すると教えてくれている。
セマンタン駅からモントキアラまで多少遠回りはするものの、たったの1リンギット。支払いは、乗車時と降車時に、読み取り機にTouch ’n Goカードをタップするだけ。
車内はわりと清潔で、乗客もそこそこ乗っていて、思ったよりも快適なバスの移動。今度は違う場所にもチャレンジしてみようかな。
JCKLニュースレター
【編集委員】
- 柳井教男(編集長)
- 熊谷敦子(副編集長)
- 松尾義裕(副編集長)
- 勝田羊奈子(編集委員)
- 澤村文江(編集委員)
- 矢内理砂子(編集委員)
- 和嶋初代(編集委員)
- 安松英子(かとれあ会)
- 久保朗子(かとれあ会)
*掲載の内容は変更が生じる場合があります。
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