当会の歴史を振り返りますと、1962年当地に勤務する邦人企業駐在員同士が、支店開設許可問題、駐在員のビザ問題等の情報交換を行う中から結成が検討され、その後1963 年11 月25 日「会員相互の親睦・互助と日馬の友好・親善に貢献する」ことを目的として設立申請され、マレーシア政府に正式に認可されています。
法人会員の皆様には、現在も設立時と変わらぬ互助の精神によって、各種イベントへのご寄付、ボランティアとしてのご協力等、多大なご支援を頂いております。
1976年には、多数の法人会員より多大なご尽力・ご寄付を賜り、子女教育のための日本人学校校舎が建設されました。その後、1993年のスバン校舎建設・移転にあたっても同様のご協力をいただき、爾来旧校舎は1995年から当会クラブハウスとして利用されております。当会館も建設より40年以上が経過し、建物の老朽化による維持管理に多大な費用を要していることから、将来のクラブハウス建替えも視野に入れ、2015年度総会において会員の皆様からのご同意を得て、建替え資金の積み立ても開始しております。
かかる背景からも、法人会員の皆様に支えられた当会の活動が、個人会員たる従業員の皆様の福利厚生、子女教育のお役に立つだけでなく、この地の人々との友情と相互理解を育むことにつながると信じており、会員の皆様に少しでもご満足頂けますよう、日本人会関係者一同全力を尽くす所存でおりますので、法人会員の皆様におかれましては、当会の活動を財政面及び人材面でのご協力も含めて支えて頂きますことへのご理解を賜り、是非ともご支援をお願い申し上げます。